我々のミッションは「組織のリノベーション(再生・蘇生)」
旅館には、日本庭園、日本建築意匠、日本の家具、日本の文様、日本料理、沢山の日本の文化が凝縮された日本特有のもてなしが存在し、それこそが外国人から見た日本の魅力であり、自慢できる観光文化であり、日本が観光立国を目指そうとしたら、守り続けなければならないものだと考えます。
しかしながら、多くの旅館の経営状態は債務超過に陥り、目先のコスト削減で、真っ先に人件費を削られ、最小限の人員体制で、サービス提供をしなければならない状況です。
そのような状況では、顧客コミュニケーションも取れず、流れ作業的なサービスの提供しかできず、労働者のモチベーションは下がり、定着率の悪さに繋がります。
定着率が悪いと、募集コストがかかるばかりか、顧客コミュニケーション不足によるサービスの低下で、競合他社との商品の価格競争に勝てなくなり、価格低下に繋がります。
価格の低下を防ぐ為に、やむを得ず目先の付加価値サービスを付けて、目を引くプランを考えても、やがて競合も同じ事をします。
その悪循環から逃れる方法は、根本的な原因を知り解決していくしかありません。
もてなしとは人の手間をかけたものです。その原点に戻り、組織の人の力を最大限に生かし、自律した生産性の高い組織に活性化する必要があります。
その為には、組織という筋力の強化と、そこに働く労働力という血液を活性化して、強い生命体にしなければなりません。
私達は、科学的な根拠をもって人材活性化のプログラムを構築し、それを組織開発に活かして日本の文化を守って参りたいと思います